私の両親は二人とも50代でして。
と言うことは事故も病気もせずに生きたとして、あと20年程度の寿命な訳で。
とすると、私は私の人生の中で親と一緒にいられる時間の半分を、既に生きてしまっているという事で。
20年なんて年月は、実はとても短いのではと思うと、何やら寂しくなってくるものです。
お正月が20回、誕生日が20回、その他諸々の行事も20回。
たった20回。
有難い事に、私は今まで飢えた事もなく、雨風に凍えた事もなく、きちんと教育も受けて生きてこられました。
それは一概に両親がちゃんと育ててくれたおかげな訳で。
もちろん人生常に平穏という訳にはいきませんので、家族中で随分な荒波にぶち当たる事もありましたが。
今もありますが。
それでも「手に負えねぇなぁ」と思う事はあっても、別に憎いとかそういう感情を抱いた事もなく。
つまるところ、それが家族というものなのかな、と思ったり。
感謝の念は様々にありますが、「ありがとう」とか言うのが照れくさいので、「まぁ、言わなくてもわかるだろ」と思って生活しちゃってますが。
でもあと20年・・・と思うと、やはりちゃんと言っておいた方がいいのだろうか、と葛藤。
まぁ、ひょっとしたらこの先ずっと言えないかもしれないですが。
それでも両親の臨終に立ち合えたとしたら。
その時だけは、きちんと「ありがとう」と言おうと思います。
拍手ありがとうございます。
そう言えばいまだに犬が帰って来ないんですね・・・。警察と保健所には連絡してあるんですが。
・・・クリーンセンター送りになってしまっていない事だけを祈ります。
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